答えを探しているもの。 | tomohilow blog

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ヒマがあればワリと書く。ヒマワリのごとくあかるい方向に顔を向けて生きていきたいです(`_´)ゞ

先週末、本屋をフラフラしていたときのこと。
BRUTUSで「恋の、答え。」という特集がやっていたので、
思わず手に取って立ち読み。中身が面白かったので購入しました。


内容は"恋"について語る、色々なサブカル的切り口にスポットを当てて、
いろんな切り口で人間にとって恋するとは?みたいなことを考えるものでした。
(社会学とか文化学みたいなの好きな方はオススメかとw)


最初、見かけたときは、中学生くらいの頃によく買っていた
Hot dog pressの「僕たちの性事情」みたいなものかなと思って
手に取って開くのが少し恥ずかしかったのですが、違いました。


昔の、Hot dog pressの特集には、、
sex体位解説とか、女の子がドキドキする体の触り方とか、
思い出せば丁寧にcm表記や角度表記まで記載されたチ○○測定のページ
とかが載っていて、その頃は友人とキャッキャッしてたことを覚えています。


その頃の自分だったら、まぁこの連載は楽しめなかっただろうなと。
これが、今は違う。素直に楽しめました。

理屈で語れない恋の悩みや自己嫌悪や葛藤...
そういったの読んでソーソーソー、ワカルワカル。みたいな。
ほー、へー、みんなやっぱそうなんだ。的な。
更に老いて中年スタイルの恋愛ってやっぱあるのね、という風な。


年齢を重ねていくにつれ、視点が増えていく事は、
新しい楽しみを見つけられるという点すばらしい事かと思います。


ただ、どちらが心の底から楽しかったかと言えば、
やっぱり昔のhot dogだと思います。

机の引き出しに隠したりして、何度も何度も読み返したり、
友達の家にわざわざ持ってって一緒に読んだりするようなことはしなくなった。


情報に対する新鮮な気持ち。それが大人になるとなくなるなと。
まぁだからこそ、意識的に楽しもうと気持ちを切り替えるココロが必要かと思います。



意識的にココロを切り変えないといけなかった、、仕事について。


9月末で今勤めている会社を退社することになりました。
(結構前に決めていたこと、ようやくご報告します)


元々、この会社に入りたいと思ったきっかけだったのは、
WEBマーケティングをもっと俯瞰した視点から扱う業務を経験したかったこと。
以前の会社にいた頃はそういった事に憧れがありました。


仕事内容は、早々からとても多くのことを裁量Maxで経験させてもらい、
自分で調べたり学んだ色々な事を前線で実施出来る、とても勉強になるものでした。
もちろん、いくつも壁にぶつかったり、期待はずれのものを提出してしまったり
まわりに迷惑をかけたりして自分の至らない点も沢山認識して苦しんだり。

けど、振り返れば、一連勉強をさせていただき、充実していました。

WEBマーケティングの、入り口から出口までの一連の業務...
市場データ収集→コミュニケーション方針策定→誘導広告の策定
→サイト内コンテンツ構築&導線最適化/ソーシャルコンテンツ企画
→ユーザー評価分析→振り返り分析→次回への課題抽出
....と、出来たことは、すごくスキルアップになったと思います。

なんでも自由にやらせてもらえて、とても嬉しかった反面、
代理店としてWEBを扱うことの収益上の難しさや
大きな会社で働く事の難しさも沢山味わいました。


大きな組織の中から業務集約される目的で作られた会社だったこともあり
新規の仕事は自分で獲得することより、流れてくる仕事が多かったことで、
仕事に対峙する姿勢が、あまくなっていた点が何よりの反省点。


組織を大きくしよう!と熱くなることが少なかったと思っています。
それは母体含め全体的にそういう雰囲気がなかったので、
段々それに慣れてしまったという自分の弱さも自覚してます。


だから、正直にいえば、このままではまずいなという思いもあって
9月末をもって法人格が消失して、収益タイプも業務内容も変わるという
このタイミングにて、一旦この環境に区切りをつけさせてもらうことにしました。
今の環境で出会えた色々な人との縁は、大事にしていきたいと思っています。

いまは元々仕事をする上での本質的に自分のやりたいことの根っこにある
モチベーションと、それをどう仕事にしてお金にして食べていけるのか
という現実問題とで、情報収集をしつつ、次に向かいたいと思います。

理想を言えば、もう今後は「スキルアップの転職」という概念をなくして、
一生かけて取り組みたいと望む仕事の元、チーム一丸となってお互いの成長と
成功を信じて進んでいけるような組織に所属出来たらいいなと。


なので、今の目標は、、お金と生活とやらなきゃいけないことを調べ
いつまでに自分でこれが実現出来なかったときはこうしよう、
とまで計画性をもって、漠然感なく休みに入るようにすること。

実際、ほんとにこれって難しい!
けどワクワクしているのも事実。


最近、帰国した前の会社の上司のKさんと久しぶりに話をしたら、
今興味がある分野が似ていたりとかもあって、偶然の一致性も感じつつ、
前に進むしかないと奮い立たせる日々です。


行動し続ければ何かを得られて、そのとおりに変わってくことを信じて、
頭でなくココロに従ってみます。


大きく吸い込んだものをゆっくりと吐き出すような深呼吸をするような
心持ちで、やってくる無職生活から自分なりの答えを見い出したい。

とか、思い耽っている日々のつれづれでした。