tomohilow blog -2ページ目

tomohilow blog

ヒマがあればワリと書く。ヒマワリのごとくあかるい方向に顔を向けて生きていきたいです(`_´)ゞ

ひとの行動には好き嫌いが必ずあって、合わせて続くものと続かないものもあり、
「好きこそものの上手なれ」とか「迷ったときは頭でなく胸に聞け」とか諺にも
よく言われますが、飽きっぽい飽きっぽくないに囚われず、
最近になりようやく好きなものがわかってきた気がします。


続かないものは、ひとりでずっと同じ景色の中でやるもの。
パズル、TVゲーム(特にRPG)、プラモデル、絵を描く事とか。

一方、好きで続くものは、音楽聞きにいったり、
図書館に行ったり、運動したり、出歩いて外でメシ食べたりすること。

体を使うこと、新しい何かを知りにいくこと、あまり周りに影響されない
シンプルな環境に身を浸すことが好きなのだとわかりました。

中でも好きな行動の一つ、旅行。

18歳の頃に初めて一人旅的なものをしてから、
何かを知りにどこかへ...という行動がたまらなく楽しいです。

GWは、伊豆にツーリングに行ったのと、
甲府~名古屋~伊勢志摩にクルマ旅に行ったのとで、
何回か旅行が出来てご満悦でした。


【伊豆ツーリング旅行】
伊豆へのツーリングは大学時代で働いていた居酒屋の友人と。

自分に初めてバイクの魅力を教えてくれた先輩と、
酒の奥深さ、サービスの繊細さを教えてくれた先輩とで2回目のツーリング。
思えばこの人たちと出会ってなかったらバイク乗ってなかったかも。
そしたら今までの旅の思い出の半分くらいはなくなってるかもとさえ思います。

街の中を走るように作られたスクーターで、
伊豆の林道を走ったり。で、たどり着いた山頂スポット。

photo:01



そこまで暑くなかったから入らなかったけど、海!海鮮丼!
photo:02

photo:03




熱海のパワースポット、樹齢2000年の木のある来宮神社!

photo:04



このメンバーのツーリングは飛ばすしすり抜けがやたら多いし、
いつもちょっと心配なのですが無事帰宅しました。



【西日本 クルマ旅】

小学校からの幼なじみ2人と西日本旅行。
photo:05




本当はタイに行く予定だったけれど、事情により行けなかった為、
国内でどっか行こうということになり、西日本の方向へ目指しました。

集合直後はクルマもきたないし、どこに行くかもきめてないし、
というよくわからない状況でのスタートでしたが、、
ipadのマップアプリの検索機能を使って観光スポットを
デジタル可視化するという高度なテクもくり出しつつ、、
初日は甲府で山の景色を堪能しつつ、一泊することに。

そこで行ったタイ料理屋。
今まで行ったタイ料理屋の中で1番に輝くうまさの店でした。
炒め物に入った魚介の火の通り具合から、パクチーの使い方まで、
出てきたすべてのメニューに圧倒されました。

なぜこんな場所で?という位に驚いたコックの腕前。
そのコックさん含め、全員がタイ人。

しかも友達のタイ人の友人も集まってタイ人の女の子の
誕生日パーティーが開催&タイ語のカラオケ大会.....と、
完全にタイ気分満載のお店でした。
photo:06



いちいちエロポーズをとってた挙げ句に最後には直接的に
胸を揉ませるからお金くれとか言い出したオカマみたいな姉ちゃんや
やたらスナックを進めるときだけ発音がきれいだった歯抜けのおばさんなど
幼なじみの3人は笑いのツボもみんな似てるので笑いに笑いながら、
いいタイ旅行だったねーとか言って店を後にしました。
photo:07



店をあとにしてもそこは甲府の不思議な街並みの中なので、
不思議な旅気分は抜けず、、とにかく念願のタイ旅行を叶えた
とか言い合うくらい満足感がありました。

旅先であえて全然その場所っぽくない店に入って、
更に一歩先の旅気分を味わうというダブルな旅気分。
、、これ新しくハマりそうです。


2日目は名古屋。

午前に甲府でて、昼くらいに着いて、
滅多に会えない前の会社の同期に再会して、
名古屋城巡りしケーキを食べて、テレビ塔で解散。久々に話せて面白かった!
photo:08



友達と別れた後は、夜の名古屋編。

色々あった挙句、、、
結論、名古屋嬢は派手!
だけど、それもイイネ!

と、意見でしめた夜でした。笑


3日目は伊勢。

名古屋でひつまぶしを食べてから出発。(写真は肝焼)
photo:09



伊勢神宮についてゆっくり歩いて参拝。
友人のうちの一人は初めてで圧倒されてました。
photo:10



自分も4年前に初めてバイク旅で訪れて、
その神秘さと伝統の深さにひとつひとつ
圧倒された思い出がありました。

そのときのmixiの日記。
熊野川のキャンプ場で興奮押さえきれず書いてる様子。

===========================
(2007年08月01日01:18)
和歌山。熊野川のほとりの小さなキャンプ場より。

目の前には閉店ギリギリで手に入れたサバ寿司。缶ビール。
天にはくっきりした星空。..北斗七星だけわかる。けど、たくさんの星。あたりはまっくら。気持ちいい闇。


刈谷→伊勢。
工業地帯の排気。鼻と喉にくる煙突の煙。
二度寝寝起きの少年野球団。好奇心の眼差しと礼儀。

伊勢外宮。勾玉池のナマズ。鷺。唄うおじさん。動じない態度。マイペース。神。

伊勢内宮。万世一系の皇族の祖先。天照大御神。社からふく風。神主のやんごとなき顔つき。
鳥居にぶつかる車椅子。夫婦喧嘩。太い神の木。神の木を抱き祈る男。
飼われていた錦鯉。極上の選り抜き。鶏。これも極上。
おかげ横丁。干物屋の試食。松阪牛の特上串焼。
木曳き祭。20年にいちどの祭。神領の民の誇り。祭への誇り。

===========================

なんか昔の方がいちいち深いこと考えてたのか
断片的な体現止めで、感動したもの一つ一つ書いている様子。


今回もそのときと似ていて、神社に抜ける気持ちのいい風と
やたら太く力強く生える木、最高品質の神社のニシキ鯉たちに
久しぶりに感動し癒されてきました。
photo:11



そして夜は志摩半島に宿泊。


4日目。

もう一度、伊勢神宮に行って、おかげ横町で買い食いしまくり、
夕方頃、伊勢を出て一気に帰路、深夜の0時過ぎに自宅に到着。
photo:12




5年ぶりくらいにした友人との旅行でしたが、
どれも最高に良い思い出になりました。


今回、こうやって旅して改めて気づいたのは、
自分にとっての旅とは、地図を広げて行った土地を
塗りつぶしていって全部を塗りたいというものとは少し違い、
極端に言えば隣町への散歩も旅じゃないかって思えること。


新しい地で何か新しいものを見て、新しい考え方を学び、
視野を広げて物事を俯瞰して考えてみて、捉え直し、
またその先に目的地を見据えて一歩一歩すすんでいくという
変化を味わえるプロセス自体が好きなのだと改めて思いました。


この考えを日々の生活、目の前の一つ一つの出来事に置き換えて
いつもどこでも出会うものに対する新鮮さをもって生きていくべし!
と、そういうことなどを教えてくれるのが旅だと思うので、
だからこそ、一生かけていろんな場所に行ってみたいなとも思います。
震災後、多くの情報から圧倒的な自然の破壊力と
その中で闘い立ち上がる現地の被災状況に触れました。

テレビや新聞よりも、実際に現地に行って復興にあたる人たち。
そういった人たちの何かを知れたという経験談に触れるたび、
何も出来てないもどかしさを感じる部分も正直あるのですが、
出番が来たら必ずや力添えさせて頂きたく、と思う日々。

だからといってなんでも自粛はおかしいと思っているので
とりあえず、新しい生活をスタートさせる必要があるぞと、
先週末、ようやく引越しを完了させました。


新しい住処は中目黒。

ほとんど行ったことなかった街なくせに、
なんとも快適そうなこの街の今の物件に一目惚れし決めました。


新しい生活を始めるにあたり、節電が叫ばれるこの昨今の状況下、
色々な家電に対して情報を収集しましたが、あらゆる生活シーンに
いろんな家電がいろんな技術を発展させていて、驚きでした。

映像や音響を徹底的に追及したホームシアター技術や
吸水性抜群な足拭きマットまで(家電じゃないけど)、
生活を豊かにするグッズはこんなものまで!とため息がでます。

買った中では一番乾燥機能付きドラム型洗濯機に惚れてます。
こりゃすごい、透明ドアの中で繰り広げられる洋服の舞いに感動したり。

こうやって快適さに安心させられていると、
こういうのも電気があるおかげなんだなぁとつくづく思っています。


地震以降、原発の問題や色々なエネルギー政策を学んで知っていくにつれ、
なんでも自分が快適に活動しているのは、その背後にある犠牲の上に
成り立っているのだ、ということを強く意識するようになりました。

家電を使う電気はおろか、便利な家電を開発・生産する工場にも電気が必要なので
それは原子力がなければだめだったし(この前までの政治状況下では)、
車だってCO2を排出するけれど、これがなければ引越すら出来ない。

ひとつひとつ1つ1つにつっこみどころが多々あるものだって、
それらの上に自分は生活をしているし、安易な批判は避けなければ
ならず、最低限、お互いへのリスペクトなくして道の修正は出来ないと。


『なにかそれだけを選り出そうとするとき、それが森羅万象のほかのものと
すべてつながっていることを、私たちは知る』

自然保護団体シエラクラブの創始者、ジョン・ミューアの言葉。

エネルギーの模索を含めた、これからの日本の復興。
地震によって起こされた波に対して強い心持ちを持つ為にも
権威のあるひとが言う言葉のちからを今こそ信じたくなっています。


これから来たる、復興エネルギーについての超えるべき問題。
それは物理的な海水の波と異なり、日本人全員が乗り越える波だと思っています。


とくに風力発電においては環境省がニュースとして発表したこともあり、
脱原子力の方法として道が開けるようです。


ようやく公表...ということのようですが。)


新しい道を取る際には、必ず反対派や偏見による衝突が起きると
想定されるので、なぜ自分が正しいと信じているか、それを踏まえて
相手へのリスペクトありきのコミュニケーションをしていかなければと思います。


エネルギーの転換とそれに伴う技術発展。
同時に見直される自然の生き物の神秘な力。
それらがもたらす環境重視型コミュニケーション。

ひもづいて、地方の活性化。自然環境への意識向上、
ユビキタスなワークスタイルへの転化、
日本全国に点在するコミューン型社会...etc

...と、個人的に夢見ている社会に至るまで、
信じた道へ進めるよういろんなひととコミュニケーション取りながら
ひとつひとつの波を乗り越えられるようにしたいです。

直近で学んだ問題の解決方法
=方向性の異なるいくつかのものは対立させて衝突させるべきでなく、
 両者の意識を尊重し合い絡め合わせて立体的な解決を生むこと。

紡ぎ合いの精神を意識しつつ。


そして、今日からIIDでのミミズコンポストの活動へ。
(今のところ自主的に動いてなくて申し訳ないです)

楽しかったらいいけれど、辛くとも途中で投げないようにしないと。
ミミズといえど大量死は悲惨なので。。

個人的な希望では、ゆくは東北にもっていくかもみたいなことだったので
放射能を食べて分解するミミズが出来ないかなぁとか。
で、でっかくなって知能を持ったミミズを軍団化みたいな。

、、不謹慎なのでやめますが、ミミズっていろいろと神秘を
持ってるらしいので...これ、どうなるか楽しみです。

諸々知ってからまた詳細は別途アップロードしたいと思います。

東北関東大震災。


実際にキーボードに打ち込んでみて、将来はこれが予測変換機能に
でてしまうのだろうなと思い、ちょっとぞっとする。

この状況でブログなんか書いてる場合かと思われるかもしれないし、
それこそ"スラックティビズム"だナァとか批判が出やすい時期だけど
主に自分の心を一区切りさせ、落ち着かせる為に、、まとめました。

かなり長いですが。。



■地震発生時について

3月11日(金)14:46分。

東銀座14Fのオフィスで取引先に
電話をかけているときに遭遇しました。

地震発生直前から電話で話していた会話の内容は、

「それは、まぁ○×△なんですけれど・・、ん?揺れてますか?」
「あ、そちらも揺れてます?」
「え、ええ。揺れてますね。」
「あ、やっぱり。地震ですね・・」
「あ、あ、なんだかこれ大きいですね」
「あ、ほんとですね、ちょっとこれは大きいですね・・」
「あ、あ、あ~、、ちょ、ちょっとまともにお話できないのでかけ直しますね」
「あ、あ、あ~、、そ、そうですね・・ま、またあとで!!」

てな感じ。

で、なんだかTEL越しに怖さを共感したその相手に電話すると、
また地震が起きるような気がしてかけれない日々を過ごしています。

photo:01



その日は、地震が起きてから避難、すぐ解散。
交通機関が全て止まっており歩いて帰宅。

自分は幸いにも1時間くらい歩くだけで帰宅できました。
遠い人は4,5時間をかけて帰宅した、と。

東京の幹線道路に、あんなにも帰宅するひとがあふれて、
車も人もぞろぞろと列をなす光景・・・、生まれて始めて見ました。

特に混乱も無く、どこのお店も通常営業をしているところだったので
パニックは全く見かけませんでした。

まだ、地震による被害をそこまで知らなかったこともあり、
何か心のざわめきを抑えたいこともあり、同じく徒歩で
帰宅途中に家の近くを通った、会社の友人と軽く飲みに出ました。

その日が金曜日だったからか、居酒屋(焼きトン屋)は
普通に営業していて、その時間だけは普段の金曜日でした。。


その後は、ひたすら被害の大きさに打ちのめされました。

テレビから流れる被害の映像。
刻一刻と事態が悪化する原発の情報。

見たくないのに見ずにいられない自分と、
見たものの、何をすればいいのか思考が働かない自分。

非常時に貯まるストレスは自ら呼び寄せているものだということをしりました。


■地震発生後の初日の仕事を通して

かなりの情報にうちのめされた土日があけて、
月曜日から仕事が始まりました。

ほとんどの仕事は広告主の出稿停止処置
及び、進行中の案件のリスケに1日の作業が尽きました。

災害などの非常時こそ、仕事の進めかたにキャラが出るなぁ
とつくづく感じました。


ささいなことで感情的になる、相手の立場に立てない、
自分の都合に平気で巻き込もうとする、話をこじつける、
こちらが聞くまでほっとかれる、スケジュールを練り直してくれない、
一方通行に話ふっといてモノゴトがそれ通りに進まないだけで不満がる、
すべて判断すら下請けに頼る…etc

予め大体その人がどんな人か分かってたからよかったけれど、
この状況下で、初めての人とのコミュニケーションの仕事だったら、
もっと大変だろうなと思いました。

これら、グチ。及び、自らへの戒めかもしれないのですが、

迷惑な全てのひとに共通して感じたことは、「次に何をしたい」
の気持ちや意向を先に教えてくれないこと。

特にデジタルなやり取りだと、実際に順番で並んでる
他のひとが見えないから他にも回答を待ってるひとがいる中で
効率よくこなすには、こちらも優先度決めて渡す情報をまとめたり
して渡すことかなと思ってたけど、あまりうまくいかなかったです。

「そっちはどんな感じ?」ひとこと言ってくれるだけで、
だいぶ違うのになとか思いつつも、こちらの受け方にも
非があったのだろうと振り返る必要があるかと。


こういう非常対応が迫られるときには、

・組織としてビジョンをもって判断基準を統一させておくこと
・想定されるリスクに対する準備を複数パターン考えておくこと
が大切なのだなと改めて思いました。

予め土日という猶予期間があったにもかかわらず、
業務を最大限効率化できていなかったのも、
受けて側の反省点だと思いました。

対応依頼が殺到する前に、もっと想定される質問や判断の基準、
集約するひとなどを集約して伝えておけばよかったのかなと。

訓練じゃなく本番だったけれど、
今回の対応を通して改善ポイントを考えさせられました。


■地震後のマスコミ報道について思ったこと

被災者の方へのお悔やみが皆の心にあふれています。
(世界から絶賛されて、それが温まった)

まだ寒い東北地方、救助を待つ人たちと命をかけて
助けに向かっているひとたちと救助にあたる人たちへの
尊敬の念もやまないと思います。

また、報道する仕事に対するひとへの尊敬の念も。

だからこそ、被災者の方が救われたいい話を聞いて安心したい。
報われた話を教えてほっとさせてほしい。

被害にあったというサンドウィッチマンの伊達さんも、
「被災者のことを思うなら、悲惨な被災地の様子を切り取って流すのではなく、
 恐怖を煽る映像ばかりを流すのではなく、元気な被災者の姿を映すべきだ」
と勇気を持って言っています。

情報の届かない被災者の方が自分たちを映像として映像を送ってくれたから
誰かが安心するかもしれないって思うこと自体でだいぶ、元気つけられるだろうし。

また、自衛隊の活躍によって、助け出されている沢山の人命。
多くの方たちのおかげで取り戻されつつある被災地の生活。
これを映像で被災地の方に届けてあげて、
勇気やアイデアを届けてあげるべきだと心から思います。

また、インターネット、ラジオの投稿でも
同様の意見が多く聞かれます。

それらの多くの人たちの気持ちとは裏腹に、、
テレビでは、ひたすら被災地の最も悲しい部分を
切り取って情報を流しています。

昨日、友達と話していて素朴なことに気づかされました。

これはかなり極端な考え方で、
不謹慎な考え方に聞こえるかもしれないけれど
やたら納得してしまいました。

この非常事態を利用してTVや新聞やラジオの情報の出し方に
恐怖感をあおる演出を徹底的に加えて国民を無意識で
統制しようとしている階層のひとたちがいる、という考え方です。


例えばテレビであれば、集めた映像が放映前に編集されます。
このときに悲しみと恐怖がMAXになるよう、編集された映像を
ひたすら流し、パニックを煽る部分を拡大して放送されているんじゃないかと。

その立場から報道を見ると、、
確かに新聞の見出しもやたら恐怖を煽ってるなと感じます。


"都内でも放射線量急増。(YOMIURI ONLINE)"

実際は人体の影響のないレベルであることがわかるのに、
あえてパニックを煽る書き方をしているように見えてきます。

"東電の事故後対策の影響か。都内で想定範囲内の放射線量検出"
とでも書けば、どれだけのひとが安心するのだろうに。

これは一種、すべての不安定な事象を言葉で無理やり解決しようとした
際に出てくる見えないもの=オカルトなのかもしれませんが、

「すべて多くの国民を操作しやすくするための、
 仕組みを作る側=支配者階層からの圧力がかかっており
 支配階級が作り出した利権のテレビ局・新聞局の人間が
 そういった教育をうけて気づかないまま実行している。」

とか。そう捉えると、、新聞、TV、ラジオなどの情報を鵜呑みにして
やたら不安が煽られ混乱をすることを避けるのに役立つのかと思います。
勿論、一方的にそう思い込むのも危険ですが。


あやしい捉え方であるにせよ、一旦、新聞・テレビから流れている情報を
「これらは、すべて僕らを過度にビビらせようとして流しているんだ」
と思い込むことで、だいぶ落ち着いて見えてくるものがありました。

但し、命を張って情報収集している現場の方、そんなつもりで
編集していないだろう現場の方へのリスペクトは忘れないようにします。


■この後にやるべきことについて

溢れてくる情報を前に、何かをしたいなと考えようとするたび、
心が祈られそうに思考停止になりそうになります。

大局的に捉えれば、

・人命救助活動の継続
・被災者の衣食住空間確保、心のケア
・建設業者による東北地方の復興作業
・全国的な電力不足問題の解決
・風評被害への対策(特に原発の福島県)
・農業、水産業への打撃対策

などなど、社会が力を合わせて立ち向かうべき問題は山積み。

東京にいてWEB広告代理店に勤める僕らが出来ることは?
落とし込んで考える必要があるのかなと思いました。

今ここで出来ることは何なんだろう。
すぐに途絶えるデジタルなことではなく、
いつまでも繋がるアナログなことで。。

直接的な被害が少ない、けどポテンシャルが最も高い東京で。


・・・。


頭でなく直感で考えてみました。

先々週、見た映画とシンクロニティがあったので、
エネルギーを勉強しようと思って、bookoffで
本を4,5冊買ってきました。
photo:02



"とりあえずインプット"にはいってしまう
自分の悪い癖を認識しつつも・・、考えたことや質問を、
出会ったひとに聞いてみようと。

これをまずやろうと。
ちゃんとやるようにココに書きます。

素人がこれ全部読めるかなと思ったりもしますが、、
今はわからないけど教えてって言えば、
知ってそうな人と、どうにかつながれそうだなと信じてます。


一日も早く、被災地の復旧を願っています。
『ミツバチの羽音と地球の回転』という映画を見てきました。


ミツバチの羽音ですら、地球の回転に影響をあたえると考えるならば、
いわんや私達をや。という深い意味を含んだタイトル。

考えさせられる、情報をもっと調べたくなる、つまりドキュメンタリー
というジャンルの映画が好きなひとには、とてもオススメで、
ぜひ見てほしいと思いました。
(渋谷 ユーロスペースにて3月いっぱいまでやってるとの事)

$tomohilow blog-mitsubachi


内容は・・・、

近くの島で原子力発電所が開発されることに対して、
約30年間も島ぐるみで反対し続けていた広島県・祝島の方達の姿と、

脱・原子力によるエネルギー供給、
という新しい道を進んでいるスウェーデンの電力サービスの姿。

それらを通して、、電力供給元としての原子力発電所の存在是非と、
新エネルギーへの可能性、それにこの時代に考えてみるべきことを
決して重たくなく(押し付けがましくなく)見せてくれます。


この映画で、個人的には以下の3つを深く心に刻まれました。

-----------------------

(1)自分が無責任に原発を推していたことへの反省

自分も原子力発電については、その安全性をWEB等でアピールする
為の仕事に少し絡んだこともあり、どちらかといえば推進派でした。

自分が仕事をする内容について、社会ごとになっているにも関わらず、
きちんと知ろうとする姿勢をもっていなかったのが理由です。


「原子力は未来に必要なクリーンなエネルギー!
 効率よく発電をすることが出来る方法です。
 いろんな事故を起こす可能性のある工場より、
 管理体制を考えてしっかりしているので安心!」

こういったメッセージは、パニックや勤務者への偏見を防止するために、
そのリスクや事故等の情報は徹底的に蓋をされていること。
このページなど見て結構色々知らされました・・・)

自分ごととして調べれば、その怖さは十分にわかってしまうため、
このメッセージ自体が家の近くに原子力発電所を建てられそうな当事者の
住民にとってではなく、多数の関与度の低い人たちに向けたメッセージだったこと。


また、"効率が良く"の中には、支配側の理屈が多分に含まれており
放射能で死んだ人命や、多数に飲み込まれて消された少数派文化が
間違いなく含まれているということ。

そういうことを思い知らされました。


(2)次世代エネルギーに、明るい未来があるんじゃないかってこと

映画の中で、出てくる脱石油エネルギーを目指すスウェーデンの取組み。
その中で、いくつか印象的なシーンがありました。

・利用者に電気の発電方法を選ばせる、というだけで多くの意識が
 変わってくるはずということ。使う量に対しても、供給方法についても。

・エネルギー工学の発展により発電の抽出は色々なパターンが
 あって、原子力以外にも簡単に道が見えていること。

・エネルギーの供給先を選択して購入する仕組みにすることで
 選択行為自体をサスティナビリティに紐付けて、ブランドとして
 成立させている会社があること。

この映画でいいなぁと思ったのは、原発開発の体制側と
それに反対する住民という一方通行な対決だけでなく、、
ここに未来への可能性と出口を見せてくれているところです。

こういった未来への挑戦を心にもつだけで、
毎日が楽しくなるひとがどれだけ多いことかと、これは良いこと!


(3)エネルギー問題って学ぶのにとても適した素材なのかってこと

エネルギー問題は、それぞれが何を信じるかで、
アプローチ手法が沢山存在するものの、、ゴールは共有しやすい。
・・という中々他にはないもの(問題材料)だと思うので、

個々の手前にある共感力、プレゼン力、ビジネスセンスなどなどを
学んでいくことができるんじゃないかなぁとか思います。

その先にある環境の問題、国家間のパワーバランスや
君臨する支配層に対する意識、洗脳されつつあった部分への気づき・・
などバランスよくひっくるめたグローバルな人材になるのでは、とか。

何より、仕事でエネルギー問題を扱い未来を作るのだと言えるくらい
経済的に自由になりたい!って欲は原動力にもなるのかと。

-----------------------


なんだか、かなり政治的発言が濃いブログになってしまいましたが、
そのくらい映画から考えさせられたということで。

ちなみにサウンドトラックはshing02。
エンドロールの曲、かっこいい!

改めて、オススメ。
『ミツバチの羽音と地球の回転予告編』
中東および北アフリカにまで拡大している、各地での政治運動。

ぼーっとネットサーフィンしていて、一週間のNewsをキャッチアップ
していたら、なんとなく、いくつか考えをまとめたくなりました。

もともと、自分にとって、現在中東で起きているインターネットが
基軸になっているアクション(政治運動)こそ、仕事を進路を選ぶ際、
少しだけ決められた道=インターネット業界の楽しさのコアな部分でした。

大学時代の講義、マスコミ志望者向けの講義「メディアリテラシー」の中で、
世界各国の政府がおこなって来た情報操作(プロパガンダ)の数々に興味をもち、
次時代のプロパガンダとは何かを考えた結果、インターネットだろうなと。

インターネットの世界で広げられる情報の展開を見ていきたいなぁと
収入や安定よりも好奇心を優先して入ってみたこの業界。
媒体か、制作か、代理店かで、運良く新卒でネット代理店に拾ってもらい、
よい人たちに恵まれながら好奇心のままに今進めていることに改めて感謝。
(迷惑かけてきた分は、いつか恩返しさせて頂きます。。)



個人的には、インターネットで展開される情報はテレビなどの既存マスと
異なり、政府や大企業(体制側)主導の情報操作などは少ないように思えます。

日本一アクセスを稼ぐ方法=Yahoo!のトップページのニューストピックス掲載
が金やコネでがんじがらめ売られている、とか真偽が定かでないゴシップはあるにせよ、、
大手新聞サイトも記事ごとにコメント記載欄を設けるなど、今までのメディア
では考えられないくらい、"開かれた"ものであると言っていいのではないかと。

インターネット=アングラ情報、希少情報というポジショニングをとり続けている
という点にあり、そこに日本人の教養度の高さや緻密さを感じて感動したりもします。

今回の中東の一連の騒動を見て、裏でアメリカのなんとかって組織が
動きに動きまくってアメリカに有利になるように一部の人々を使って
大衆の動きを斡旋しているのだろうなぁとは思うものの、、

facebook によってもたらされた、情報の多様性、速報性、双方向性
が、多数の民衆の意見が結合し合うエネルギーに変わるという点は
今までの歴史に無かった新しい社会現象だと思っています。


どんな刷り込みがあって、何が民衆のアクションを生んだのか。


ある程度フィクションを介さないと、それはうまくまとまらなそうな気もしますが、
今後いろんな機関が出してくるであろう情報をキャッチアップして、
今後、説得トークのエッセンスに入れられたらいいなと思いました。

わざと事実と異なる情報を垂れ流し、それによって少数でも誰かが大切にしている
文化や考え方が簡単に踏みにじられてしまうようなことは絶対に避けるべきですが、
一度、今までのメディアに虐げられてしまった守られるべき文化を復活させる為に
そういったテクニック?を用いていくことは未来につながることだと考えています。
そんな理想論を抱えつつ、稼げる感覚も持ったプレイヤーになるべく。。

今年はいい感じで進んでいるアウトプット(仕事)。
けど状況にあまんじる癖のある自分なので、、こーやって過去振り返りつつ
自分の目標に向かって前のめりな姿勢を継続していければな、と。

雪が降っていたので早めの帰宅。

雪の景色に友人が言っていた言葉が思い出されました。

「雪の降る空を上に見上げると、フワフワと自分の体が空に登っている感覚がする。
 その一体感に包まれることがなんとも気持ちいい。」

先も見通せないどんよりした雪空を先へ先へとフワフワ進んでいく感覚。
普段は遠くて手の届かない空だけど、雪が降っているときは空と自分は
一緒になれているような気がすると。

スノボのゲレンデでその話を聞いたとき、
しばらく横になってしんしんと降る雪を見上げてたことを思い出しました。

そこに気持ちよさを感じられるかどうかは自分の感覚次第で、
進んでると捉えるのか漂っているのか、捉えるのは自分の感覚が
すべてなのだという哲学的なことにも気づかされた体験。

さくさくと雪の中に自分の足跡を残しながら、
思い出した5年前くらいの雪の日の備忘録。

最近、スノボ行ってないなー。
年末にバタバタと引越し作業をし、実家に帰って来てから
というもの・・、早くも今週で1ヶ月が経とうとしています。

普段は時間が合わない為、家ではご飯を食べないのですが、
先日、深夜に帰宅したら、食卓に祖母が作ったおでんが。

すごく久しぶりに食べたその味がとても懐かしく、、
寝静まった実家の食卓に座って、「孤独のグルメ」の
如く思わずひとりうなってしまいましたw

そんなこんな家族の恩恵も受けつつで、
早くも12分の1年=1ヶ月が経とうとしていることに
月日の早さを感じずにはいられません。


先週末、レーシックを受けてきました。


受けたのは銀座近○クリニックというところです。
レーシックは人生一度きり(恐らく)だと思うので、
なかなか貴重な体験でした。

モニター応募で25%オフというキャンペーンを
やってるみたいで、業界最安値だと思いますので、
ご検討の方いましたらオススメw
(紹介値引きとの併用は出来ないみたいですが)


以下、レーシックのレビュー。

手術前の検査では瞳孔を開かせる目薬をします。
その後3時間くらい手術まで時間があくのですが、
その目薬の影響であたりがまぶしく見えたり近くの視界が定まらずになったり。

たった3時間だけど、その時間には何も見る気が起きず街のどこに行っても困り
人生における楽しみの視力が占める範囲の大きさを思い知らされました。


それから3時間後、手術前確認でGOが出てからは、前に並んでいた人が
隣でレーシック手術を受けてるってくらい回転率の高い流れ作業にのっかり
手術台までスピーディーに連れてってもらいw、手術を受けました。

感覚は眼球にストッパーみたいなのをつけるときに目が押されたかな
くらいで、その他は視界のほぼ全てをしめるライト、レーザーの光が
緑になったり白くなったりぼやけたり、はっきりしたり、水流されたり
眼球をへらで押されたりを繰り返しながら、、、痛みは全く無く終わりました。


・・相当、手のひらに汗はかきましたが、とにかく無事終了。


終わった直後から、もうピントが合っててびっくり。

その日は目の中に虫がはいったみたいなちくちく感が夜まで
続きましたが、一晩寝たら、すでに痛みも引いて視界がクリア。


「レーシックはすばらしい」
との、友達の言葉を信じてやってみてよかった。
何かの広告のような文章ですが。。



また、最近、初めて「世田谷ものづくり学校」に行ってみました。
photo:01



池尻にある小学校の廃校を利用した複合商業施設なのですが、
小さなデザイン会社さんが集まり、ワークショップをやる教室や
日当たりの良いカフェなどもあったり、なんだかいい雰囲気。


(校舎内の風景↓)
photo:02





ここの校舎内のスペースの一角を間借りしながら、食品の循環サイクルを
促すミミズを使ったコンポスト設備というものを作るべく週末稼動中です。

まだまだ、その設備作りの序盤の序盤の段階ですが、
設計とかデザインとか自分にとっては未知の世界の話を
ガシガシ進める友達をすげぇーなー・・って思ったり。

普段の仕事では身につかない考え方を学んだりすることで、
普段の業務モチベーションも変わってくるという相互の好影響があるかと。



(生い茂る雑草郡↓)
photo:03




(雑草の木の根っこを引っこ抜く作業↓)
photo:04




(久々に土を触った都会っ子↓)
photo:05




(すっきりなスペース完成↓)
photo:06




一緒にやってる友達が友好関係広くて、またその友達も広くて、
といい感じに多方面でアクティブな方と知り合いになれて、ほんと感謝!


次は知り合った上で信頼関係も結べるように
自分の範囲を勉強したりしてかなければ。。
それに英語での会話と情報収集力も。


クリエイター、個人事業主っぽい人たちが多いので、
「ぬくぬくサラリーマンよ。会社の外だと何も出来ねーナー」
・・って、言われないようにしないと。
・・と、自分を勝手に追い込んだり。笑


まとめると、諸々、自分の知らなかったことを知ってくのって本当楽しい。

それが将来社会の役とか自分の仕事の役とか、
何かしら役立つのかなと思うと、ことさら楽しいです。

新しいことを始めると、必ずぶり返して出てくる自分の弱点が
自覚させられたりもしますが、それ以上にその弱点を楽しみに
変える考え方を思いついた瞬間の、その気持ちよさがクセに
なりそうな感じがしています。


と、そんな感じで今週末も若干仕事モードだったので
来週末は、ちょっとのんびりできますように!


2011年も早くも10日がたちました。
、、新年明けましておめでとうございます。

せっかくブログを再開したのだから、とか、
2011年 所信をまとめたいなぁとかも思いながら、、
だらだらと引き伸ばしてしまいました。。


昨年の年末年始は、ひたすら引越しをしていました。

3年間、ルームシェアで住んでいた深沢の家を引き払い、
次の家を探すまで、今いったん上野の実家に住んでいます。

年末に引っ越してきてから、小学校からの友達と飲み歩いたり、
下町のうまいものを再発見とか言いながらフラフラしているので、
自身への葛藤と同時に両親からも白い目を感じています・・。

ので、なるべく早くまた出なければと、2月あたりには引越す目標。


新たな家を探すのも勿論ですが、2011年も色々とやりたいことが。
ただし、「まだ動き始めていないやりたいことに関しては、口を噤むべし。」
・・というのが昨年の教訓なので、、、
「まず一歩うごき始めた後に周りに伝えたり深く考えたりする」
という行動の順序をあえて意識していきたいです。


取り急ぎ、1月に動き始めた3つ。


・来週の日曜にレーシック手術をすること。
→グルーポン的な怪しい25%の割引金額にのっかり、、やってみます。

・新しいプールに通い始めたこと。(10km/月 泳ぐを目標に、現状達成率3割)
→猛者が集まる千駄ヶ谷の東京体育館にて泳ぎきります。
  せっかく深いプールだから、クイックターンのマスターも第2目標!

・土日で、友人の知合いメンバーと環境系の取組みのお手伝いをすること。
マーケ概論の本"Share"にも書かれていた「コミュニティ×メディア=ブランド」。
  そのコアとなる部分を成立させていく過程を実践で学べそうな気がしています。

特に3つ目では、早速、自分に何が出来るか不安になっているのですが・・、
2011年は、とにかく一度は身を前のめりに転がしてみて、、
そこで必要になる情報を補っていくことで、出来る仕事の内容だったり、
仕事をつなげられる人間関係だったりを一回りでも大きく出来たらいいなと。


そういう風な28歳をおくれるよう、努めていきたいです。
また、色々学んだこと、文章でアウトプットしていければいいなと思います。

2011年も何卒よろしくお願いいたします。


土曜日は地元の忘年会でした。


地元の忘年会、今年の開催場所は、
12/10にOPENしたての「2k540 AKI-OKA ARTISAN

photo:01



の通りに面した一角にあるお店「遊食屋Boo」。

photo:04



なんと、同級生がここに自分のお店を出したというので、
OPEN直後とのことでしたが、早速みんなで忘年会を開かせてもらいました。

photo:03




今年は仕事の調整がつかなかったりで、いつもより4~5人減ったものの、集合メンバー計11人と、やっぱり強い小学校の絆。美味しく楽しくあっという間の時間でした。二次会はカラオケ。午前3時解散というのも地元だからこそのいい感じの時間の流れっぷりでした。


さて、OPENしたての「2k540 AKI-OKA ARTISAN」には、他にも職人さんたちのお店がたくさん並んでいて、ワークショップも開催されていたりもしていて、アットホームな雰囲気がしてていいなと思いました。自分で何かを作るのが好きなひとは、行ってみたらきっといい刺激があるんじゃないかと思います。


今回行ったお店と隣接するお店で売ってる友達のデザイントイ「UAMOU」。

TVでも紹介されたりしていて、なにより自分でブランドを作ってるってことが、すごい。まさに下町に流れる職人気質の血を間近で見ている気がします。BEAMSとかでも売ってるみたいなので、もし見かけたら是非手に取ってみてください☆(これまた職人の親父さんがフィギュアの目玉を一つ一つ埋め込んでるようです、だから濃い魂入ってるはず)


今年もあと2週間きりました。

いろいろとばたばたしていますが、最後は丁寧に締められるように心がけてきたいです。

※集合した地元メンツ
photo:05

古き良き。
この言葉を考えさせられた昨日土曜の出来事について。


この漫画がすごい!の本に選ばれてて知った「進撃の巨人」と、ずっと好きだった武士の漫画「シグルイ」の最終刊を買いに本屋に立ち寄ったときの話。


小さな本屋の漫画コーナーの横には資格関連の本が並んでおり、そこに2人の女子高生がいました。その1人が「秘書検定」の本を取り上げつつ、
「あー、私秘書になりたいかもなー」とか言うと、もう1人が
「あぁ、秘書いいよねぇワカルワカル」的な相づちをしていました。

そこまでなら普通なのですが、そこから先の会話がちょっとびっくり。

「秘書ったらあれだよね?あの、、右大臣さんに仕える役の○×△みたいな」(...聞き取れず)
「いやいや、それより皇室や公家さまに仕える役の×△○みたいな」(...聞き取れず)
「あー、そっち。そっちかー。確かにそっちのが向いてるっぽいね。」
「やっぱ、公家様でしょ。あー、×△○なりたいなぁぁ」(..やっぱり聞き取れず)

という会話でした。
近年、若い女性間では戦国武将ブームがあるとは聞いていたものの、ここまでなんだ、とちょっとびっくり。おそらく古文に少ししかでてこないような昔の労働階級のひとに役職名まで使い分けてるなんて、、と。好きな分野は自分で、みんなで調べちゃうんだろうな~と思いました。そして、調べて教え合う時間が多い分、彼ら学生の情報量の蓄積スピードは僕ら社会人の何倍にもなるんだろうと。。


自分も、ちょうど今週、ブラタモリという番組で江戸時代に将軍家が楽しんだ「鷹狩り」の、その裏方を担当していた方の仕事内容が放送されていて、昔のひとのその豪華かつ粋な遊び方に感動していました。

自然美を活かしながら動的かつ美的な演出にこだわり、鷹狩りをして遊ぶ為の場所を人をやとってまで整備したりしている...、こんな雅な遊び方いつか体験してみたいもんだなぁとか思っていましたが、そういう昔の日本の美意識に憧れる感覚学生も社会人も関係ないんだなぁと思いました。

自分が高校生のときは全くそんなこと思わなかったから、新鮮。
今の若い世代は面白いことを見つけたらガシガシ自分で検索して情報収集して身の回り身の周りを巻き込んでいくのだろうし、どんどんと今までだと「マニアック」で片付けられていた少数派の情報に日が当たっていって、「マニアック」を楽しむ人たちが増えるんだろうなぁと思いました。。

個人的には「鷹狩り会」、、、とかあったら参加してみたいし、女子高生は「宮仕えサークル」をしてみたいはず。もしくは流れによってはそういうお店を開いちゃうはず。笑。それは、相当楽しい社会。






、、からの、土曜日は、マンガ買って電車に乗って...、地元でハゼつりして遊びました。2時間くらいいて1匹も釣れなかったけど、夕焼けと日暮れの空の色に日々の疲れをいやされて気持ちヨカッタ。


photo:01



その後、浅草の色川という鰻屋でうなぎを食べました。うまいものをたくさん知っている地元の友達の紹介で夕方の開店直後に。

味は今まで食べたことのある中で一番!
ふわふわで香ばしくて本当にうまかった。。

友達のすすめで頼んだ「肝焼き」も絶品!
なにより、焼いているおじさんの台詞がすべて粋でかっこいい。店内には三社祭りをしきるおじさんの粋なハッピ姿の新聞記事。焼けるのを待つ間の、期待感と緊張感が混じったオレンジ色の店内の様子は、映画を見ているような気持ちにさせられました。

photo:02



古き良き。
鰻重を頬張る至福の時間の中、この言葉を考えさせられました。
日々の生活の中に、意識的にそれを吸収する時間をとろうと思います。


『日本の伝統文化と平和。胸を張って海外に輸出する時代がきっとくる』って、どこかのアーティストが言っていた言葉を思い出しました。